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柳田國男著『先祖の話』

歴史・民俗・風習

タイトル 先祖の話
著者 柳田國男
出版社 筑摩書房
発行日 初版 1975年10月20日
本棚番号
コメント 筑摩叢書220、244頁。桜井徳太郎が解説を書いている。

【目次】

自序

一  二通りの解釈
二  小さな一つの実例
三  家の初代
四  御先祖になる 
五  相続制と二種の分家 
六  隠居と部屋  
七  今と昔とのちがい
八  先祖の心づかい
九  武家繁栄の実情
一○ 遠国分家 
一一 家督の重要性
一二 家の伝統
一三 まきと親類と 
一四 まきの結合力
一五 めでたい日
一六 門明け・門開き
一七 巻うち年始の起原
一八 年の神は家の神
一九 年棚と明きの方
二○ 神の御やしない
二一 盆と正月との類似
二二 歳徳神の御姿
二三 先祖祭の観念
二四 先祖祭の期日
二五 先祖正月
二六 親神の社
二七 ほとけの正月
二八 御斎日
二九 四月の先祖祭
三○ 田の神と山の神
三一 暮れの魂祭
三二 先祖祭と水
三三 みたまの飯
三四 箸と握り飯の形
三五 みたま思想の変化
三六 あら年とあら御魂
三七 精霊とみたま
三八 幽霊と亡魂
三九 三種の精霊
四○ 柿の葉と蓮の葉
四一 常設の魂棚
四二 仏壇という名称
四三 盆とほかい
四四 ほかいと祭との差
四五 瓫も行器
四六 ホトケの語源
四七 いろいろのホトケ
四八 祭具と祭式
四九 祭られざる霊
五○ 新式盆祭の特徴
五一 三十三年目
五二 家々のみたま棚
五三 霊神のこと
五四 祭場点定の方式
五五 村の氏神
五六 墓所は祭場
五七 祖霊を孤独にする
五八 無意識の伝承
五九 このあかり
六○ 小児の言葉として
六一 自然の体験
六二 黄泉思想なるもの
六三 魂昇魄降説
六四 死の親しさ
六五 あの世とこの世
六六 帰る山
六七 卯月八日
六八 さいの川原
六九 あの世へ行く路
七○ はふりの目的
七一 二つの世の境目
七二 神降しの歌
七三 神を負うて来る人
七四 魂を招く日
七五 最後の一念
七六 願ほどき
七七 生まれ替わり
七八 家と小児
七九 魂の若返り
八○ 七生報国
八一 二つの実際問題

 

解説 桜井徳太郎