蔵書のご案内

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塚本嘉一著『石の匠 石都《岡崎》鑿の響』

タイトル 石の匠 石都《岡崎》鑿の響
著者 塚本嘉一
出版社 東京経済
発行日 平成10年2月19日
本棚番号 H-1
コメント 181頁。『月刊石材』(石文社)2023年1月号新春特集「石工技能をどう継承するか? 〈石工の歴史編〉 近世石工のルーツ!? 泉州石工の活躍を学ぶ」参考文献

【目次】

発刊によせて

はじめに

槌・ノミ(鑿)の使い方と怪我
ししみの開け閉め
ふいご場での道具直し
捻を抜く
技法あれこれ
ビシャン打ち仕事
物差しと差し曲の検査
石磨き職人と磨きの手順
石運びと運送曳き
夜桜見物の楽しみ
刑務所の囚人が灯籠を作る
岡崎市の給水はじめと「てんのうさん」
相番仕事
夜なべ仕事の灯り道具
大石の扱い道具
貨物積みの梱包と荷造り屋
石の運搬と当時の世相
職業ダコ(胼胝)
夜業後の楽しみ
休日の楽しみ
小僧の小遣い稼ぎ
青年団で全国書道展覧会を主催
石碑の揮毫料と字彫り屋泣かせの書法
大正から昭和初期の一般的な石碑
初めて旅職人として
旅職人同士の大喧嘩
石の縦目と横目
挽臼のこと
挽臼の供出と取り調べ
戦争末期における石定盤製作
石定盤研磨剤の入手難
石定盤の売り込み先
石工人生再スタート
終戦前後の石定盤製作
地震・雷・火事・親父の体験
終戦直後の海上経営会議
終戦後の経営策と米不足
代燃木炭トラック時代
建上げ現場での勧進帳
研磨用円盤
字掘り機
字彫りの変遷
職人も就業規則に縛られる
石製品が米軍人のお土産に
石製品の輸出を目論む
岡崎石工団地造成の機運
岡崎石工団地協同組合の設立
農地転用と市の助成策
埋立て工事と土地造成
県中小企業センターの企業診断
工場と組合事務所の建築
石製品センターとして第1回の展示会開催
石工団地神社の建立
石作神の沿革と考察
初代理事長寿像の建立
重文 宇治橋断碑(放生院・宇治市東内橋寺)
「市史」及び「組合史」よりみた岡崎石工業の沿革

あとがき