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大阪・関西万博で石を磨く体験型ワークショップ開催中 10月5日までの特定日、万博会場の西ゲート付近にて!

2025.05.09

イベント

 

大阪・関西万博で石を磨く体験型ワークショップ開催中
2025年10月5日(日)までの特定日、万博会場の西ゲート付近にて!

 最先端テクノロジーが集まる大阪・関西万博(EXPO 2025)で、「石を磨く」という極めて原始的な体験を提供するワークショップが開催されていて、話題を呼んでいます。彫刻家・冨長敦也氏によるプログラムで、五大陸から集めたハート型の石を来場者が手で磨くことで、国籍や世代を超えた交流を生み出すことを目的としたアートプロジェクトです。

 本プロジェクトの正式名称は「Love Stone Project EXPO 2025」。彫刻家・冨長敦也氏が手掛けるワークショップで、大阪関西国際芸術祭実行委員会が出展するパブリックアートの一つとなっています。五大陸(アメリカ・ヨーロッパ・アフリカ・アジア・オセアニア)から取り寄せた石材をハート形に彫刻し、世界中から万博を訪れた人たちが同じ石を磨くことで、国籍や世代、文化の違いを越えて「愛」と「平和」を表現するというものです。

子どもたちに石磨きを教える彫刻家の冨長敦也氏


 4月から10月までの会期中、7段階のやすりで順を追って石を磨き、会期終了時までにピカピカに仕上げることになっています。「世界一おもしろい石材店」を目指す大阪石材工業株式会社(本社=東大阪市、伯井守社長)が、石材の選定、搬入、設置などをサポートしており、会場でのワークショップにも立ち会っています。

 
 去る4月19日・20日には、紙やすり(80番)を使った石磨きが行なわれ、2日間合わせて約600人もの人々が参加。予約したパビリオンの合間に立ち寄ったり、偶然見かけた人など、老若男女問わず多くの来場者が飛び入りで参加し、「1つのことに集中して黙々とできるのがいい」「並ばず費用もかからないので助かる」などとても好評だったようです。


 会場は西ゲート付近。本プログラムの事前予約は不要で、誰でも気軽に無料で参加できます。「石を磨くだけ」というシンプルな体験ながら、それによって「愛」と「平和」という全人類が理想に掲げるアート作品に関わることができるのです。下記の特定日のみの開催となりますが、これから万博に行かれる方はこの日程に合わせて、ぜひ本プログラムに参加してください。いつまでも記憶に残る、よい思い出となることでしょう。

 

●「Love Stone Project EXPO 2025」概要

開催日
・5月10日(土)、11日(日)…紙やすり200番
・5月24日(土)、25日(日)…紙やすり400番
・6月7日 (土)、8日 (日)…紙やすり800番
・9月6日 (土)、7日 (日)…紙やすり1500番
・9月20日(土)、21日(日)…紙やすり3000番
・10月4日(土)、5日 (日)…紙やすり6000番

時間:各開催日の10時~15時
場所:西ゲート付近 EXPOアリーナ手前(西ゲートを入って正面右手)
参加費:無料(※大阪・関西万博の入場チケットが必要)
https://www.osaka-sekizai.jp/news/honsya/47201/

※開催日程や実施回数は、予告なく変更される可能性があります。
※天候により中止または中断する場合もあります。