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東京:「文化庁日本の技フェア~文化財を守り続けてきた匠の技~」10月22日(土)23日(日)、ベルサール秋葉原

2022.10.01

イベント



「文化庁日本の技フェア~文化財を守り続けてきた匠の技~」

10月22日(土)23日(日)の2日間、
東京・秋葉原のベルサール秋葉原で開催

※画像(令和3年度の同イベントのようす)は、すべて文化庁提供

 文化財の保存技術を紹介するイベント「文化庁日本の技フェア~文化財を守り続けてきた匠の技~」(主催・文化庁)が10月22日(土)23日(日)の2日間、東京・秋葉原のベルサール秋葉原で開催されます。

 本イベントは全国文化財保存技術連合会との共催で、入場料は無料(事前予約制)。選定保存技術保存団体による展示(パネルや動画による技の解説及び原材料、道具など)のほか、熟練技術者による実演、「匠の技」の体験(要予約)などが行なわれます。

 文化財の保存技術は、伝承者の養成や原材料の確保等が困難になるなど継承の危機に瀕しており、本イベントを通じてそれらの現状や大切さをより多くの方々に理解してもらい、未来の伝承者・理解者の拡大等につなげることを目的としています。





 文化財保護法では、文化財の保存に欠かせない伝統的な技術または技能である「文化財の保存技術」のうち、保存の措置を講ずる必要のあるものを「選定保存技術」として選定し、その保持者や保存団体を認定する制度を設けています。

 選定保存技術の件数は85件(令和4年10月予定)。それを支える保持者数が63名、保存団体数は42団体(重複認定を差し引いた実団体数は36団体)。石材関係では文化財石垣保存技術を継承する粟田純司氏(滋賀県大津市)が保持者に、文化財石垣保存技術協議会(兵庫県姫路市)が保存団体に認定されています。本イベントでは同協議会に関する展示もありますので、石材業者はもちろん、お城や石垣に興味のある方は必見です。日本の代表的な文化財である「石垣」とそれを支える保存技術について学ぶ良い機会となるでしょう。



 なお会場内には、選定保存技術に携わる業務に関するお仕事相談コーナーが設置されます。本イベントの詳細及びお問い合わせ等は、下記の日本の技フェア事務局または文化庁まで。

●「文化庁日本の技フェア~文化財を守り続けてきた匠の技~」
開催日:2022(令和4)年10月22日(土)~23日(日)
開催時間:10:00~17:00(2日目は16:00まで)
入場料:無料(事前予約制)
会場:ベルサール秋葉原1階イベントホール及び地下1階ホール
所在地:東京都千代田区外神田3丁目12−8 住友不動産秋葉原ビル

◇本イベントの来場について
下記ホームページ内の予約フォームによる事前予約が必要
https://art-ap.passes.jp/user/e/nippon-no-waza-2022
※予約フォームは、10月5日(水)18:00より受付け開始
※事前予約に空きがある場合、当日入場も可能
※体験イベントは来場予約のほかに別途予約が必要

◇お問い合わせ先
日本の技フェア事務局(株式会社NHKプロモーション)
TEL:03-6271-8515(10:00~17:00/土・日・祝を除く)
https://www.nhk-p.co.jp/event/detail.php?id=1767