現場レポート

写真展「石の国・米田拓朗」が5月2日まで新宿・photographers’ galleryで開催中!

2021.04.19

現場レポート

株式会社石文社


石の国・米田拓朗
写真展「石の国・米田拓朗」が2021年4月11日から5月2日(日)まで、東京・新宿のphotographers’ galleryで開催中です。写真家・米田拓朗さんが撮影した河原の石、野原の石、山の石、海辺の石などの写真が多数展示されています。

米田さんは1979年大阪生まれの写真家。10数年前から山梨県甲府盆地を流れる笛吹川の河原や路傍に転がる石の存在に魅せられ撮影を開始し、いまや全国各地の河原、野原、山、海岸などの石の写真を撮り続けています。また山梨県内の丸石神を650例あまり撮影し、そのうちの100例をまとめたカード型写真集「丸石拾遺集」も発行されています。

石の国・米田拓朗
石の国・米田拓朗

石の色や形状、または磐座のような霊性・パワーに惹かれるのではなく、「石との距離感、『そう簡単に近寄ってはいけない』と拒絶されている感覚に惹かれます。石と私とが干渉し合わず、お互いに秘めているものがあるのを感じ合える関係性がいい」と米田さん。河原や野原に数多くある一見何の変哲もないような石でも、「その石を取り囲む水や植物、空などから構成される空間・景色によって撮影対象が決める。それはほんの小さな小石でも同じ」ともいいます。

石の見方、感じ方は千差万別にあり、米田さんの写真からは新しい石の魅力が感じられます。会期終了まで、ぜひ会場でご覧ください。


◇写真展「石の国・米田拓朗」
会期:2021年4月11日(日)~5月2日(日)
時間:12時~20時(会期中無休)
会場:photographers’ gallery
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