現場レポート

銀座・ギャラリーせいほうの「速水史朗展」へ!(10月29日まで)

2021.10.19

現場レポート

株式会社石文社


速水史朗展速水史朗氏と作品「KAWARA2021」


彫刻家・速水史朗氏の個展「速水史朗展」が2021年10月18日(月)から10月29日(金)まで、東京・銀座のギャラリーせいほうで開催されています。せいほうでの個展は2007年から毎年行なわれ、それ以前、せいほうがいまの銀座8丁目に移転する前にも開催されていたとか。しかも、毎回、新作を発表されているそうです。

速水史朗氏は1927年10月生まれ、今年の誕生日で94歳になられますが、いまも出身地の香川県多度津町にあるスタジオで精力的に創作活動を続けられています。たとえば、上写真の作品「KAWARA2021」は約80個からなる瓦(いぶし瓦の製法でつくられる)の作品ですが、こちらも新作。大型モニュメントなど石の作品でも長年、高く評価されていて、昨年は香川県高松市のことでん高松築港駅近くに「SETO2020」を設置。現在も石の大作を制作中とのことで、完成が楽しみです!


速水史朗展新作(瓦)を多数発表

速水史朗展作品「KAWARA2021」シリーズ / 作品「土のかたちⅡ」

速水史朗展会場風景、平面作品も並ぶ

せいほうでの個展は「誕生日の時期は銀座で過ごしたい」という速水氏のお考えで、毎年、同時期に開かれているそう。かっこよくて、すてきですね。すでに来年の展覧会に向けて、もう新作の構想を始められているとのこと。その創作意欲、バイタリティーはどこから生まれるのか、そんなことも含め、石のお話を聞いてみたいですね。ぜひご来場ください!


●速水史朗展
会期:2021年10月18日(月)~10月29日(金)
時間:11時~18時30分
*24日(日)休廊、最終日は17時まで
会場:ギャラリーせいほう
住所:東京都中央区銀座8丁目10-7  東成ビル1F
http://gallery-seiho.com/