現場レポート
見ごたえたっぷり、彫刻展・空! 6名の作家による石・木・金属の作品
会場風景
彫刻展「空」が2023年7月10日(月)から8月25日(金)まで、東京・天王洲の天王洲セントラルタワー1Fアートホールで開催されました。石・木・金属を素材に作品を生み出す作家6名によるグループ展で、今年で5回目です。
参加作家は淺井健作氏(1949年生まれ、頭文字:A)、寺田栄氏(49年生まれ、頭文字:T)、田中毅氏(51年生まれ、頭文字:T)、田中康二郎氏(53年生まれ、頭文字:T)、崎間桜雄(51年生まれ、頭文字:S)、木戸修氏(50年生まれ、頭文字:K)の6名。もともと湯田良夫氏(2019年逝去、頭文字:Y)もメンバーで、各氏のイニシャル一文字をとって「AT SKY(空)」となったそうです。
会場風景
同展は毎回、とにかく多様で多彩な表現が楽しめて、見ごたえたっぷり! 石は、寺田氏、田中毅氏、田中康二郎氏、崎間氏の4名が使われますが、石は各氏の思い、心を反映しているんだろうなと感じられます。
それでは一部ですが、作品をご紹介します。
〈淺井氏の作品〉
「21」桂、米松
左:左から「MANEKI 赤のよだれ掛け」檜に彩色
「MANEKI 緑のよだれ掛け」檜に彩色
「MANEKI 白、吉祥紋様」檜に彩色
右:「FASHION-虎の衣を借るキツネ」桂
〈寺田氏の作品〉
「環 たまき」玄武岩
左:「あきつしま 隆起」玄武岩
右:「あきつしま 沈降」玄武岩
〈田中毅氏の作品〉
「マヤ花仙人掌」黒御影石
左:「石見鳥」黒御影石
右:「記憶の触指」黒御影石
〈田中康二郎氏の作品〉
「Ohne Titel’23-01」赤御影石
左:「赤と黒’21-Nr.6」赤御影石、黒御影石
右:「石と灯り’23-04」赤御影石
〈崎間桜雄氏の作品〉
「ひねり 1」「ひねり 2」「ひねり 3」
黒御影石
〈木戸修氏の作品〉
「SPIRAL.ZERO」
ステンレス
6回目、7回目、10回目と、今後も継続開催されることを楽しみにしています!