私の街の石造物
東大阪市・山口重信の墓
東大阪市の石造物 山口重信の墓
東大阪市の若江東町6丁目。地域の共同墓地に山口重信の墓がある。
山口重信は、元和元年(1615年)「大阪夏の陣」の戦いで、徳川方の武将として、木村重成とこの地で戦い戦死した。
重信の弟、山口弘隆によって、正保4年(1647年)、重信の三十三回忌に建立された。
高さ約2mの墓碑が建てられ、正面には、「若江の戦い」の様子が刻まれている。
幕府の大学頭、林道春(羅山)の文章を石川丈山の篆刻によって施された。
周囲を取り囲む玉垣は、承応3年(1654年)に山口重信の弟である重恒が建立。
花立は、元禄5年(1692年)、山口弘隆の嫡男重貞が建立。
灯篭は、承応5年(1692年)に家臣の山口忠兵衛重成が寄進している。
合戦の場であった若江の地にひと際大きな石碑が一基。
周囲は整備されて、地域の共同墓地となっている。
第二寝屋川の対岸には、同じくこの地で戦った豊臣方の武将木村重成のお墓がある。
山口重信のお墓がある「若江南墓地」の紹介ページはこちら。
https://www.osaka-sekizai.jp/news/honsya/3955/
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