私の街の石造物
東大阪・岩田墓地の石仏
東大阪市の石造物 岩田墓地の石仏
東大阪市の岩田町5丁目に岩田墓地はある。近鉄奈良線の「若江岩田」駅を北へ400mの位置にある。
駅からは商店街になっていて、そのすぐそばに墓地はある。
この地域の皆様とお墓・墓地との距離の近さが感じられる。
大阪には、大坂七墓と言って、江戸時代にはお墓を巡るのが一種の観光であった。
この地域には、河内七墓といい、行基菩薩が設立した河内地域にある七つのお墓を巡ると、ご利益があるという。
詳しくは河内七墓についてまとめて記事をご覧ください。
岩田墓地の石仏は墓地内にある斎場にある。
阿弥陀立像。
奈良時代から続くとされる墓地ではあるが、こちらの仏像は、江戸時代建立である。
台座には、正徳三癸巳九月 法界 願主西光」とある。1713年の建立。
歴史をさかのぼってみると、1713年というのは、徳川家継が七代将軍になって頃である。
奈良時代から、江戸時代を経て、現代まで、地域の人々の供養の場として存在し続けている。
今となっては、有名な石工が作ったかどうかはわからない。
ただ、当時、この事業に関わった者たちの、喜びや苦労は、想像することができる。
こちらの石仏がある岩田墓地のご紹介ページはこちら
https://www.osaka-sekizai.jp/news/honsya/3604/
「東大阪市の石造物 岩田墓地の石仏」記事を書いた人
大阪石材工業株式会社(東大阪市水走3-8-43)
大阪石材ホームページ
大阪石材 南大阪店ホームページ
https://osakasekizai-minamiosaka.com/
大阪石材 モニュメントサイト
https://www.sekizai-monument.jp/
営業部 安達裕樹