テーマ展「縄文いわての環状列石」
岩手県立博物館で、5月9日（日）まで開催！

　テーマ展「縄文いわての環状列石」が、岩手県盛岡市にある岩手県立博物館で、5月9日（日）まで開催されています。

　環状列石（ストーンサークル）は、縄文時代後期の初めから晩年（今から3,000～4,000年前）にかけて、北海道や北東北各地につくられました。今回のテーマ展では、太平洋岸で初めてその存在が確かめられた洋野町「西平内Ｉ遺跡」の調査結果を中心に、石にまつわる岩手の縄文遺跡が紹介されます。

　また、「岩手の環状列石や配石遺構に関わる展示を通じて、縄文時代から現代に通じる人々の信仰や精神文化について考えます」として、下記のような県博日曜講座（当日受付・聴講無料）も開催されます。

◎「西平内Ｉ遺跡の調査でわかったこと」
日時：2021年4月11日（日）13時30分～15時
講師：千田政博氏（洋野町教育委員会）、濱田宏氏（岩手県立博物館学芸員）
定員：先着50名

◎「北東北のストーンサークル」
日時：2021年4月25日（日）13時30分～15時
講師：熊谷常正氏（盛岡大学文学部教授）
定員：先着50名

　その他、展示説明会や環状列石模擬体験（ストーンサークルゲーム）も行なわれます。お時間のある方は、是非とも足をお運びください。

●テーマ展「縄文いわての環状列石」
開催期間：2021年3月23日（火）～5月9日（日）　
会館時間：9時30分～16時30分
休館日：3月29日（月）・4月5日（月）・4月12日（月）・4月19日（月）・4月26日（月）・5月6日（木）
会場：岩手県立博物館
住所：岩手県盛岡市上田字松屋敷34番地
http://www2.pref.iwate.jp/~hp0910/index.html