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埼玉:特集展示「石は生きている」 来年1月16日まで角川武蔵野ミュージアム

2021.07.14

イベント


石は生きている・角川武蔵野ミュージアム


特集展示「石は生きている」

2021年1月16日まで角川武蔵野ミュージアム4F  荒俣ワンダー秘宝館にて

石をテーマにした特集展示「石は生きている」が2021年7月3日(土)から2022年1月16日(日)まで、埼玉県所沢市の角川武蔵野ミュージアム4F  荒俣ワンダー秘宝館(ところざわサクラタウン内)で開催されています。荒俣ワンダー秘宝館「生命の神殿」エリアの新コンテンツとして大注目です!

気の遠くなるような永い時間をかけて地球の内部でひっそりと生成される石。石は無生物ではありますが、古来より人はそこに性を見いだし、石を別の自然に見立てたり、まるで生物のような名を込めることで、「石が持つ生命性」を愉しんできました。本展では、そうした石の魅力にスポットを当て、石に命を吹き込んでいきます。

Point 1. 生命性:
化石や琥珀など、生命と直接的に関わりがあるものや、見立て、呼称などが生命と関わりがあるもの。
Point 2. 美しさ:
展示した際に「透明感」「色彩」「造形の魅力」が引き立つ石であること。
Point 3. 多様性:
石の魅力を伝えるために、小さくても多種多様な石を並べること。

以上の基準で選んださまざまな石を、荒俣ワンダー秘宝館「生命の神殿」エリアを5つのゾーンに分けて展示します。

石は生きている・角川武蔵野ミュージアム
石は生きている・角川武蔵野ミュージアム2点:展示風景


ゾーン 1. 隕石と生命:
生命誕生には隕石の衝突が関わったというのが有力な説とされています。ここでは隕石と3,850万~2,250万年前の虫入り琥珀を展示し、生命誕生のダイナミズムを展示します。
ゾーン 2. 石になった生命:
数億年前に繫栄した生命が「生命の形」を残したまま鉱物に置換され、化石化したものを展示します。プシッタコサウルスの全身化石や、宝石質となったアンモライトなど希少な標本が多数並びます。
ゾーン 3. 成長する石:
結晶が成長し変化していく様は、まるで生命そのもののようです。ここでは「石の成長=結晶」ということをテーマに、成長していった過程が見える「人工鉱物」と「天然鉱物」を展示します。
ゾーン 4. 発光する石:
まるで蛍のように発光する「蛍石」。青、黄、緑、紫など様々な色彩が鮮やかな、世界中で産出された天然の蛍石を全56個展示します。また紫外線を当てると発光する特大の人工蛍石4点も展示の目玉です。
ゾーン 5. 石に見る生命:
古くから人は無機物の石に生命を見いだし、「見立て」を楽しんだり、石に生命の名前をつけてきました。まさに葡萄のように結晶した「グレープカルセドニー」や、孔雀の羽の模様のような「孔雀石」など、名前と標本を照らし合わせながら石の中の生命性をお楽しみいただける展示です。


●特集展示「石は生きている」
会期:2021年7月3日(土)~2022年1月16日(日)
会場:角川武蔵野ミュージアム4F  荒俣ワンダー秘宝館
開館時間:
日~木曜 10時~18時(最終入館17時30分)
金・土曜 10時~20時(最終入館19時30分)
休館日:第1・3・5火曜日
*祝日は該当する曜日の開館時間と同様
*休館日が祝日の場合は翌日休館
主催:角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人角川文化振興財団)
協力:荒俣宏(監修)、ウサギノネドコ(プロデュース)

チケット価格(KCMスタンダードチケット)
・オンライン購入価格(税込)
大人(大学生以上):1,200円/中高生:1,000円
小学生:800円/未就学児:無料
・当日窓口購入価格(税込)
大人(大学生以上):1,400円/中高生:1,200円
小学生:1,000円/未就学児:無料

特設ページ:https://kadcul.com/aramata