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静岡:絹谷幸太・香菜子 二人展「万物の鼓動」 10月13日より伊東市の池田20世紀美術館
絹谷幸太・香菜子 二人展「万物の鼓動」
10月13日より静岡県伊東市の池田20世紀美術館にて!
絹谷幸太・香菜子 二人展「万物の鼓動」が2022年10月13日(木)から2023年1月10日(火)まで、静岡県伊東市の池田20世紀美術館にて開催されます。
石、大地、海、そして空の雲にまで生命が宿り、その鼓動を感じると言う兄と妹がいます。彫刻家・絹谷幸太と日本画家・絹谷香菜子。“万物の鼓動”を表現したいと兄は石を彫り、妹は絵を描きます。
兄・絹谷幸太は49歳。石が発する無言の声に耳を傾け、石と対話をしながら彫り続けて30年を超えます。ブラジル日本移民100周年記念モニュメント「夢と感謝」(サンパウロ市カルモ公園)を始めとする大作や、繊細な優しさに溢れる小品など数多く発表しています。幸太の彫刻では、よじ登ったり、触れて遊んだりして身体全体、五感を総動員して楽しんでもらいたいと言います。
絹谷幸太 作品「友情の懸け橋」
H60xW330xD90cm
世界六大州の石と日本列島の鎹(かすがい)石
絹谷幸太 作品「友情の握手を贈る」
270x270x45cm
世界各地域の花崗岩・大理石
妹は日本画家・絹谷香菜子37歳。墨絵をベースにした独特の色彩表現で、主に動物の生きる力強さや生命の鼓動を描き続けています。生きるものの逞しさを描いた「青龍」「白虎」、父・絹谷幸二との合作「生命の輝き」など斬新な作品を発表してきました。香菜子が日本画を初めて描いたのは6歳の頃。大学時代の幸太が石を彫るときに香菜子の絵具用に石材のかけらを細かく砕いてくれたのがきっかけです。
絹谷香菜子 作品「Origin of Species」
F100号
和紙、墨、岩絵具、顔料、金箔
絹谷香菜子 作品「Stop the Tank」
F100号
和紙、墨、岩絵具、顔料、金箔
11月6日(日)には二人によるギャラリートークも開催される予定です。
兄と妹が描く「万物の鼓動」。どんな物語を紡ぎだすのでしょう。
●絹谷幸太・香菜子 二人展「万物の鼓動」
会期:2022年10月13日(木)~2023年1月10日(火)
時間:9時~17時
休館日:毎週水曜日(祝日の場合は開館)
入館料:一般1,000円 高校生700円 小・中学生500円
会場:池田20世紀美術館
住所:静岡県伊東市十足614
https://ikeda20.or.jp/
◇ギャラリートーク
絹谷幸太×絹谷香菜子
2022年11月6日(日)13時~14時20分
聞き手:土方明司
(川崎市岡本太郎美術館館長 / 武蔵野美術大学客員教授)
◇絹谷幸太氏インタビュー(当サイト内)
https://stone-c.net/report/4406