冬季企画展「石と水　水の都の来待石」
12月20日よりモニュメント・ミュージアム来待ストーン

　令和5年度冬季企画展「石と水　水の都の来待石」が12月20日（水）から来年3月11日（月）まで、島根県松江市のモニュメント・ミュージアム来待ストーンで開催されます。

　本企画展は、出雲地方の伝統的な石材「来待石」と「水」との関わりをテーマとし、その歴史・文化、来待石製品などを紹介・展示するものです。また来年令和6年が辰年であることから、水との関わりが深い霊獣として信仰されてきた龍にまつわる伝承や、その姿を彫刻した来待石製の石造物なども紹介することになっています。

　一例を紹介すると、来待石から産出した水生生物の化石（モニワホタテガイ、サメの歯）、如泥石（宍道湖の波止石）、バードバス（野鳥の水場）、唐獅子（居獅子）、つくばいセット（花生け）、龍の彫刻などが展示されます。

　同ミュージアムでは、来待石の歴史・文化・地質が学べるほか、来待石採石場跡や石のトンネルなどがあり、さらに工房や陶芸館で来待石の彫刻体験や時計作り、ペンダント作り、陶芸、絵付けなどを楽しむことができます。夕日の美しさは日本随一と評判の宍道湖観光の前に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

　詳細等は下記までお問い合わせください。

●モニュメント・ミュージアム来待ストーン
所在地：島根県松江市宍道町東来待1574-1
TEL：0852-66-9050
開館時間　9：00～17：00（最終入館16：30）
休館日：毎週火曜日（祝日の場合、翌平日）、年末年始（12月29日～1月2日）
入館料：一般390円（320円）、小中学生190円（150円）※（　）内は15名以上の団体料金
https://www.kimachistone.com