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京都:「石をやく 土をやく 樂雅臣 樂直入」 2024年1月2日より美術館「えき」KYOTO
石をやく 土をやく 樂雅臣 樂直入
Firing stone / firing clay Masaomi Raku / Jikinyu Raku
2024年1月2日より美術館「えき」KYOTOにて!
「石をやく 土をやく 樂雅臣 樂直入」が2024年1月2日(木)から29日(月)まで、美術館「えき」KOYTO(JR京都駅下車すぐ・ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)にて開催されます。
樂雅臣氏は彫刻家。1983年、樂家15代直入の次男として生まれ、2008年東京造形大学院美術研究領域造形研究科修了。石を彫刻することで人工物として支配することなく、自然をいかし、造形と共存した作品を表現。これを「石の中に表現を、表現と共に自然を」という自身の言葉に込めて制作されています。
樂直入氏は1949年、樂家14代覚入の長男として生まれ、1973年東京藝術大学彫刻科卒業後、イタリアへ留学し、その後、作陶に入られます。覚入氏の逝去後、1981年15代吉左衞門を襲名。樂家は桃山時代、樂茶碗を創造した初代長次郎以来、450年の歴史と伝統を継ぐ陶家で、直入氏は伝統に立脚しながら安住することなく、常に斬新な感覚を示す造形世界を表現され続けています(2019年7月8日に代を譲り、「吉左衞門」から「直入」に改名し、戸籍を改めた)。
「石が土となり、また土は石となる」。この悠久の宇宙的な循環のなかで、作陶(土)と彫刻(石)の独自の表現を探り続ける樂直入氏と樂雅臣氏。
今回、雅臣氏は長年の構想から生み出した、溶結凝灰岩を焼成する「石器」シリーズなど、〈輪廻〉をテーマに作品を構成。直入氏は「白い巖石みたいな茶碗」、すなわち「ホワイトロック」(白い磁器土)や、薬師寺東塔と聚楽第の土を用いた「ブラックロック」を出品します。
なお、樂雅臣氏は同展のほか、「光の器 樂雅臣彫刻展」と「CUBE 樂雅臣彫刻展」の個展も京都で同時開催されます。ぜひあわせてご観覧ください!
●石をやく 土をやく 樂雅臣 樂直入
会期:2024年1月2日(木)~29日(月) *会期中無休
時間:10時~19時30分 *入館は閉館の30分前まで
入館料:一般1,000円(800円)、高・大学生800円(600円)、小・中学生600円(400円)
*( )内は前売料金
会場:美術館「えき」KYOTO
(JR京都駅下車すぐ・ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/
◇ナイト・ミュージアム
樂雅臣氏と京都国立近代美術館研究員・宮川智美さんによる展示作品や制作についてのお話
開催日:2024年1月13日(土)
時間:20時~20時50分
受付時間:19時45分~20時(美術館入口付近に集合)
定員:25名(18歳以上。お子様の同伴不可)
参加料金:1,500円(入館料含む、税込)
*参加方法等、詳細は上記ウェブサイトからご確認ください
・樂雅臣公式ウェブサイト
https://masaomiraku.com/
・樂雅臣氏インタビュー記事
https://stone-c.net/report/4792 (サイト内リンク)