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島根:特別展「追悼 澄川喜一展」 2023年12月15日より島根県立石見美術館
特別展「追悼 澄川喜一展」
12月15日より島根県立石見美術館にて!
今年(2023年)4月に亡くなられた彫刻家・澄川喜一氏を追悼する特別展「追悼 澄川喜一展」が2023年12月15日(金)から2024年2月12日(月)まで、島根県益田市にある島根県立石見美術館で開催されます。
澄川喜一氏は1931年、島根県吉賀町生まれ。
高校時代を過ごした山口県岩国市で錦帯橋の魅力に目覚めて以来、長年、木や石の性質を活かした抽象彫刻の制作に従事されました。母校である東京藝術大学で教授となり後進を育て、同大学の学長に就任。一方で毎年のように新たな作品を新制作協会展や個展で発表することも欠かしませんでした。全国各地で野外彫刻の制作や、都市部の環境造形の仕事も数多くこなし、特に東京スカイツリー®のデザイン監修を担ったことで広く世間の注目を集めました。2020年には、こうした数多くの功績が表彰され、文化勲章を受章しています。
特別展では、澄川氏の逝去を悼み、これまで島根県立石見美術館に寄贈された作品を中心に、澄川氏が生涯一貫して追い続けた「そりのあるかたち」をテーマにした作品群約40点を紹介し、創作の軌跡を振り返ります。
なお澄川氏は、島根県立石見美術館で開館時の2005年から2022年までの17年にわたり島根県芸術文化センター長(兼 島根県立石見美術館長)を務められました。その間、益田市と居住地である東京とを何度も往来し、郷里である石見地域の文化振興と、街の活性化に尽力されてきました。
●特別展「追悼 澄川喜一展」
会期:2023年12月15日(金)〜2024年2月12日(月)
休館日:毎週火曜日、12月28日(木)〜1月2日(火)
開館時間:9時30分〜18時 *展示室への入場は17時30分まで
料金:一般300(240)円、大学生200(160)円、高校生以下は無料
*( )内は20名以上の団体料金
会場:島根県立石見美術館 展示室A・B(グラントワ内)
住所:島根県益田市有明町5-15
https://www.grandtoit.jp/museum/
・特別展公式サイト
https://www.grandtoit.jp/museum/in_memory_of_sumikawa