現場レポート
ギャラリーせいほう「YEAR-END EXHIBITION OF MINI・SCULPTURES」は12月21日まで!
会場風景
「YEAR-END EXHIBITION OF MINI・SCULPTURES」が2024年12月9日(月)から21日(土)まで、東京・銀座のギャラリーせいほうで開催されています。毎年、年末に開かれる恒例&人気の彫刻小品展で、今年は149名の彫刻家が参加。石、木、金属、陶、平面など、多様な素材・多彩な表現の作品が一堂に会しています。
一度にこれほど多くの彫刻家の作品を見られる展覧会は珍しく、しかも室内に飾れてお求めやすい小品が勢揃い。といっても、彫刻作品としての造形的表現は見事なもので、普段から気になっていた作家の作品を、「まずは小品から」と入手する方も多く、会期中は常時来場者が絶えないほど人気です。
多種多様な素材、彫刻作品が並ぶ
石の作品は花崗岩、大理石、砂岩、玄武岩など実に多彩で、作家それぞれの石の表情を生かした表現を楽しめます。ぜひ会場でご覧ください!
以下に主な石の作品を紹介しましょう(順不同、敬称略)。
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菊地伸治「ピエタ」隕石、タイガーズアイ
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樋口恭一「僕がここにいた時間の証明01」「同・02」花崗岩、セメント
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左:中岡慎太郎「ミョン」花崗岩黒
右:岩間弘「探索船」ブロンズ
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左:明田一久「ペンギン」「あざらし」黒大理石、白大理石、顔料
右:山添潤「空間のイボ 2024-3」黒御影石
朝野浩行「雫」大理石
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左:青木邦眞子「生きものの領域20」「同・21」陶
中:岩壁善兵衛「壹(92)=7」安山岩、伊達冠石
右:横山大観「Fact of Sky」石、木
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八十島海斗「微かな変化」玄武岩
菱田波氏や安藤英次氏の石の作品も
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山本憲一「剪定季2024-X」緑糠目石
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村井進吾「なかに黒」黒御影石
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左:日置万里「みずたまり」陶、アルミ
右:田中毅「石松」黒御影石
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左:田中毅「ひまりんこ」黒御影石
右:大隈秀雄「KEHAI”ni”21」チタン、ステンレス、真鍮、自然石など
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左:渡辺忍「包み」大理石
右:大島由起子「1ピースのパズル」黒御影石/白御影石
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左:横山徹、素材との対話シリーズより「交差する空間」富士石
右:前田耕成「包」大理石
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安倍大雅「Vajra」White Marble
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深谷直之「雪解けの峰」ハンレイ岩
内田和孝「間隙」白大理石、アクリル樹脂(非売)
北川太郎氏の石の作品も
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加椎敬將「Pong Point(仕口)」アブソリート(ウルグアイ産)
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鈴木良一「流れ」大理石
平井一嘉「-かげろう-ひかり」白大理石、発光体
佐善圭「白き火焔」大理石
左:吉村サカオ「手の中の宇宙」黒御影石
中:丸山富之「空」諫早石
右:丸山富之「地」諫早石、木
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中:KAZUKO「石露」大理石、オニキス
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平田義之「cycle 〜繋がる生命(いのち)〜」黒御影石
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左:高橋謙二「石の真子」石
右(手前):宮澤光造「いい風」黒御影石
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渡辺尋志「皇帝」黒御影石、大理石
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米田雅樹「元伊勢 光のみち」鉄、石
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新谷一郎「フクロウ」大理石、漆
●YEAR-END EXHIBITION OF MINI・SCULPTURES
会期:2024年12月9日(月)~21日(土) *日曜休廊
時間:11時~18時30分 *最終日17時まで
会場:ギャラリーせいほう
住所:東京都中央区銀座8丁目10-7 東成ビル1F
http://gallery-seiho.com/