現場レポート
東京・入谷のいりや画廊「松田文平展 空なる器」は9月26日まで!
会場風景
手前は作品「空なる器」
アフリカ産黒御影石、H230 W230 D3570
彫刻家・松田文平氏の個展「松田文平展 空(くう)なる器」が2026年9月14日(月)から26日(土)まで東京・入谷のいりや画廊で開催中です。黒御影石による息を飲むほど精緻な彫刻の新作5点が展観されています。

松田氏は1959年、富山県生まれ。武蔵野美術大学で学んだ後、ドイツ・ミュンヘン造形美術大学で彫刻を学び(マイスターシューレ)、帰国後は茨城県石岡市で創作活動を展開。石の彫刻家として国内外のシンポジウムに参加する他、個展、グループ展など多数。2014年からはイタリア・トスカーナ州シエナ県において〈巡礼の道プロジェクト〉を開始し、同県ポンテダルビア周辺に設置・寄贈。18年にその活動がバチカンに届き、ローマ法王に謁見されるなど、国際的に活躍中です。
作品「空なる器」
スウェーデン産黒御影石、H450 W580 D580
同上
本展に寄せて松田氏はこう語ります。
―石の作品を作り始めてからこれまで、「虚と実」や「正と負」などのような二極対立を用いて表現してきたように思う。
しかし本当に表現したかったのは、分けられないものである。禅の世界では「わかる」ということを嫌う。
「わかる=わける」ということに他ならないからである。
体を調え息を調えて座っていると、自分と外側の境目が溶けて曖昧に感じられる時がある。
自他をわけていないこんな時が、最良の状態なのだろう。―

作品「空なる器」
スウェーデン産黒御影石、H490 W560 D560
同上
手前は作品「空なる器」
インド産黒御影石、H370 W970 D820
ぜひシルバーウィークにお出かけください!
●松田文平展 空なる器
会期:2026年9月14日(月)~26日(土) *日曜休廊
時間:11時30分~19時 *土曜・祝日は17時30分まで / 最終日は16時まで
会場:いりや画廊
新住所:東京都台東区入谷2-13-8
https://www.galleryiriya.com/


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