現場レポート

長崎剛志/N-tree 28周年記念作品集展示会『原始庭苑』出版記念展

2026.10.27

現場レポート

株式会社石文社


長崎剛志「原始庭苑」会場風景



庭園美術家・長崎剛志氏(N-tree代表)の個展「長崎剛志/N-tree 28周年記念作品集展示会『原始庭苑』出版記念展」が2026年10月16日から20日まで東京・国立市のroom 103(古道具 Let’Em In 2軒隣)にて開催されました。

作品集『原始庭苑』は、これまで長崎氏が自らの視点で撮影してきた国内外の作品(庭苑)の写真を主に、自らレイアウト、装丁した書籍。庭園美術としての作品群をプロジェクトやシリーズで分類するのではなく、庭をつくる上で大切な“木、石、空気、人間”にカテゴライズし、また2024年から25年にかけて、東京、長崎、奈良と巡回してきた庭園美術展「原始庭苑」の会場風景も掲載しています。今後、長崎氏が新たなフェーズ“庭苑藝術”に進むための踏み分け石のような存在です。


長崎剛志「原始庭苑」作品集『原始庭苑』とアート作品(石の拓本)、デザイナー・水川史生氏制作の映像も

長崎剛志「原始庭苑」大人気のオリジナルTシャツ「森森磊磊」も!



会期中、10月18日には関連イベント「原始のための部屋」(作品集についての座談会と小宴)も開催され、多くの来場者で賑わいました。

長崎氏は1970年奈良県生まれ。東京藝術大学美術学部卒業後、独学で作庭を学び、1997年にN-tree(庭ノ心 ながさ木)を設立。2008年〜10年ロンドンを拠点に活動し、以降も国内外で多数の庭苑をつくられています。代表作には「黒土と六角錐の庭」(2008年、神奈川)、「Subtracted Garden」(2008年、イギリス)、「Homogenous Garden」(2012年、インド)、「818 Garden」(2013年、フィリピン)、「舟ノ庭」(2015年、東京)、「三業の石据」(2017年、埼玉)、「自然な庭、不自然な庭。」(2018年、東京)、「西治プロジェクトの茶庭」(2024年、千葉)、「諫早神社の御神苑」(2024年、長崎)、「Dixon Gardens」(2026年、イギリス)などが挙げられます。

「現在も国内で石を多用する大きなプロジェクトが進行中」と長崎氏。詳細はまだ公表できませんが、今後の活躍も大いに楽しみなところです!


長崎剛志「原始庭苑」最新刊の作品集『原始庭苑』(右)



・作品集『原始庭苑』について
書名/原始庭苑
著者/N-tree 長崎剛志
発行日/2026年10月28日
頁数/416ページ
判型/縦300mm×横230mm
限定出版数/150部
定価/12,800円(税込)
装丁/N-tree 長崎剛志
発行所/根っこまで出版(自費出版)
作品集及びTシャツ詳細リンク:https://n-tree.jp/art-book_t-shirt/


長崎剛志「原始庭苑」長崎剛志氏(右)とデザイナー・水川史生氏
(藝大サッカー部時代の仲間)



●長崎剛志/N-tree 28周年記念作品集展示会『原始庭苑』出版記念展
会期:2026年10月16日(金)~20日(火) *終了
時間:11時~18時
*会期中無休・入場無料
会場:room 103
住所:東京都国立市北2丁目13-48-103(古道具 Let’Em In 2軒隣)
https://room103.letemin.jp/
協力:a b.o.s. inc.
https://abos-inc.jp

●最新情報は長崎剛志氏の公式サイトでご確認を!
https://n-tree.jp

●長崎剛志氏のインタビュー記事はこちら!
https://www.ishicoro.net/SHOP/sekizai20240915.html
(石文社「月刊石材」2024年9月号)