現場レポート

東京:須田郡司写真展「3.11 東日本大震災から10年の軌跡」は12月8日(金)まで

2021.12.07

現場レポート

株式会社石文社

須田郡司さん(写真展にて)


 12月2日(木)から東京・南青山のGallery5610で開催されている写真家・須田郡司さんの写真展「3.11 東日本大震災から10年の軌跡」を見てきました。

 この写真展は、須田さんと宗教学者の鎌田東二さんが東北被災地域を巡った10年の軌跡を紹介するものです。

 お二人はこの10年間、東北被災地で神社の宮司さんやお寺のご住職、仮設住宅に暮らす地元の方々の話に耳を傾けたそうです。そして福島、宮城、岩手、青森の海岸線を走りながら供養碑や津波のあった小学校、神社やお寺で、手を合わせ、祝詞と般若心経を唱えたといいます。

 須田さんは巨石ハンターとして有名ですが、写真展では被災地における「聖なる石」の“いま”も紹介されています。

 会場では須田さんの写真集や来年のカレンダーなども購入できます。また2,000円以上の寄付で、東北被災地訪問記録集『3.11 東日本大震災から10年の軌跡』(文:鎌田東二、写真:須田郡司)がいただけます。

須田郡司さんの写真を使用した来年のカレンダー。
会場ではサイン入りを購入できます


東北被災地訪問記録集『3.11 東日本大震災から10年の軌跡』


 写真展は12月8日(水)までですが、お時間がある方は是非、足をお運びください。

●須田郡司写真展「3.11 東日本大震災から10年の軌跡」
会期:2021年12月2日(木)~12月8日(金)
時間:11時~18時(最終日は16時まで)
会場:Gallery5610(東京都港区南青山5-6-10 5610番館)
https://www.deska.jp/exhibition_onview