現場レポート
「フューネラルビジネスフェア2022」が6月13日・14日の2日間、パシフィコ横浜で開催されました
第25回葬祭サービス・ライフエンディングサポートシステムの総合展示会&シンポジウム「フューネラルビジネスフェア2022」が6月13日・14日の2日間、神奈川県横浜市西区のパシフィコ横浜で開催されました。主催は綜合ユニコム株式会社と月刊フューネラルビジネス。主に葬祭業とその関連業者を対象にした商談会で、6つの業界団体(石材関係は全国石製品協同組合)が後援。今回は「ポストコロナに向けた変革の針路」をメインテーマに開催されました。
新型コロナ・第六波は、全国の新規感染者が今年2月3日に初めて10万人を突破するなど、経済活動への影響が懸念されましたが、その後の感染者数が徐々に減ったことで、感染防止策をしっかり講じたうえで、本フェアは予定どおり開催されました。前回に続いてコロナ禍での開催となりましたが、今回は前回(8,280名)より2割以上多い10,153人が来場しました。
お墓関連の出展は、前回に続いて手元供養や樹木葬、散骨などが多く、残念ながら墓石そのものを前面に打ち出した出展は見られませんでした。手元供養のなかでは「自宅墓」の認知度が高まっていて、永代供養が付帯したサービスの普及とともに、仏壇型・卓上型・納骨箱型など商品の進化・細分化が進んでいました。また測量用ドローンを使った(有)小島石材店 3D測量事業部の「全国寺院霊園3Dシステム」は、墓地の測量業務の効率化に役立つ画期的な技術として注目を集めていました。
別会場のシンポジウムは事前予約製ですが、お墓(供養)・石材に関連する内容としては「おひとりさま時代のエンディングサービス葬祭事業こそ中核の存在たれ!」「注目集める新たな埋葬手法―海洋散骨、樹木葬事業化のポイント」「海洋散骨の現状と参入事業者が心すべきこと」(以上、タイトルのみ掲載)などがありました。
◎フューネラルビジネスフェア2022
https://www.sogo-unicom.co.jp/funeral/fair/index.html
◎出展者紹介(一部、五十音順)
左から、(株)imemorial、㈲アルゴダンザ・ジャパン、(株)inorie
左から、(株)エヌケー、(株)神戸珠数店、(株)香蘭社
左から、(有)小島石材店 3D測量事業部、自宅墓ネット(フラワー企画(有))、(株)樹木葬研究会
左から、(一社)日本動物葬儀霊園協会、(一社)PRAY for (ONE)、(株)マリンメモリー