現場レポート

速水史朗展 10月28日まで東京・銀座のギャラリーせいほうで開催中!

2022.10.19

現場レポート

株式会社石文社


速水史朗展会場風景


彫刻家・速水史朗氏の個展「速水史朗展」が2022年10月17日(月)から28日(金)まで、東京・銀座のギャラリーせいほうで開催されています。石の彫刻2点と瓦の作品、絵画作品の合計で約40点が展示されています。せいほうでの個展は2007年から毎年、特に速水氏の誕生日に合わせて開催されているそう。今年10月で95歳になられますが、今回の作品もすべて昨年のせいほうでの展覧会から約1年間で制作された新作ばかりです。


速水史朗展会場風景


石の彫刻作品は、黒花崗岩とピンク花崗岩による「WORK2022  GATE」(2点)。加工は銘石「庵治石」の産地で行なっているそうです。瓦の作品「KAWARA2022  GATE」シリーズは、いぶし瓦の製法でつくられる瓦を用いているそうで、落ち着いた表情とやわらかいフォルムが印象的です。


速水史朗展作品「WORK2022  GATE」(黒花崗岩)

速水史朗展作品「WORK2022  GATE」(ピンク花崗岩)

速水史朗展

東京都庁に設置されている巨大な石のモニュメントなど、速水氏の作品は各地に設置されていますが、2020年には香川県高松市のことでん高松築港駅近くに石の大作「SETO」を、また今年は香川県多度津町の新庁舎にこちらも大作「出会い」(黒花崗岩)を制作・設置。多くの人々に親しまれています。


速水史朗展作品「KAWARA2022  GATE」(瓦)


なお、2022年11月5日(土)から27日(日)まで、香川県坂出市の名物かまど坂出駅南口店・かまどホールでも個展「速水史朗展」が開催されます。こちらはギャラリートークも予定されているとのこと。ぜひ、東京から香川まで速水氏の作品を訪ね歩いてみてください。きっと、石の魅力に触れられます。



●速水史朗展
会期:2022年10月17日(月)~28日(金) *23日(日)休廊
時間:11時~18時30分 *最終日は17時まで
会場:ギャラリーせいほう
住所:東京都中央区銀座8丁目10-7 東成ビル1F
http://gallery-seiho.com/

●速水史朗展
会期:2022年11月5日(土)~27日(日)
時間:10時~17時
休館日:毎週月曜日
入場料:300円(70歳以上・高校生以下無料)
会場:名物かまど坂出駅南口店・かまどホール
住所:香川県坂出市駒止町1-3-4
https://kamado.co.jp/