現場レポート

光と織りなす美しい彫刻 吉村サカオ彫刻展―ヒカリ・ヲ・オル― 本日4月30日まで!

2023.04.30

現場レポート

株式会社石文社


吉村サカオ彫刻展会場風景
手前は作品「月舟」大理石(イタリア、中国)



彫刻家・吉村サカオ氏の個展「吉村サカオ彫刻展―ヒカリ・ヲ・オル―」が2023年4月24日から30日まで、東京・銀座のOギャラリーUP・Sで開催されています。イタリア産やギリシャ産などの大理石や、稲田石(茨城県産)などの白みかげ、ゴールデントラバーチンによる彫刻作品12点が展示されています。


吉村サカオ彫刻展左:作品「ヒカリ・ヲ・オル」大理石(シベック)
右:作品「光る舟」大理石(イタリア、中国)



展覧会のテーマ「ヒカリ・ヲ・オル」にもなっているように、「光」と「陰」で「形」を感じさせる美しい彫刻が印象的。吉村氏は「形を見せるのではなく、光で形を感じてもらいたい。仕上げもツヤが出るまで磨くと光を反射しますが、荒砥とヤスリにとどめると、光を吸収してくれる。大理石や白みかげは、形そのものがはっきりせずに面白い。光の存在が形をつくるように」と言います。作品が自己主張するのではなく、作品の置かれた環境、またそれを見る人の角度などにより、多様に形や表情を変えるのが、吉村氏の作品の魅力と感じます。


吉村サカオ彫刻展左:作品「無限遠 / 華」大理石(ギリシャ)
右:作品「無限遠-1」稲田御影石(右)と作品「無限遠-2」中国御影石

吉村サカオ彫刻展作品「moonface」ゴールデントラバーチン

吉村サカオ彫刻展左から作品「風神」大理石(イタリア) / 作品「雷神」大理石(イタリア)
作品「光を折る」大理石(シベック) / 作品「花舞」大理石(イタリア)
作品「TORI」大理石(イタリア)



「ノミ(手仕事)が好きで、全部ノミで彫りたくなる」と吉村氏。その技術・感性を活かして、自身の彫刻作品の他、神社等の石造物制作や修復の仕事でも活躍されています。

石本来の美しい自然の表情を生かす。吉村氏の作品からは、そんな姿勢が感じられますね!


吉村サカオ彫刻展吉村サカオ氏



●吉村サカオ彫刻展―ヒカリ・ヲ・オル―
会期:2023年4月24日(月)~30日(日)
時間:12時~20時 *日曜日は11時~15時
会場:OギャラリーUP・S
住所:東京都中央区銀座1-4-9 第一田村ビル3F
http://www4.big.or.jp/~ogallery/

・吉村サカオ公式サイト
http://y-sakao.com/