現場レポート
第107回二科展 宮澤光造氏など石彫作品も多数!
会場風景
第107回二科展が2023年9月6日から18日まで、東京・六本木の国立新美術館で開催されました。「観て 聞いて 感じる 学ぶ技術の秋 二科展」をテーマに、絵画・彫刻・デザイン・写真の4部門で多数の作品が出展されました。
二科会は1914年創立の歴史ある美術家団体で、彫刻部には菅原二郎氏、前田耕成氏、宮澤光造氏など石の彫刻家も多数所属しています。
今回は石文社「月刊石材」2023年8月号掲載の「石彫の未来へ~美大・芸大の現場から(尚美学園大学編)」にご協力いただいた、同大学芸術情報学部情報表現学科教授で彫刻家の宮澤光造氏と、同大学4年生で見事入選を果たした嶺李歌(いただきももか)さんの作品をご紹介します。
宮澤光造氏の作品
「波のおと風のおと」浮金石
嶺李歌さんの作品
「黒とあじさい」黒御影石・針金
宮澤氏は2021年に、同展で文部科学大臣賞を受賞されています。また嶺さんは今回の入選を機に、彫刻家として活躍されることが楽しみですね!
◇公益社団法人二科会
https://www.nika.or.jp/
◇尚美学園大学
https://www.shobi-u.ac.jp/