現場レポート
第86回新制作展 佐善圭氏、菱田波氏などの石彫作品多数! 10月2日まで国立新美術館にて!
会場風景
第86回新制作展が2023年9月20日から10月2日(月)まで、東京・六本木の国立新美術館で開催されています。絵画・彫刻・スペースデザインの3部門で多数の作品が出展されました。
新制作協会は1936年創立の美術家団体。現在は、絵画・彫刻・スペースデザインの3部門の構成で、彫刻部は、故・佐藤忠良氏、故・舟越保武氏、故・澄川喜一氏など、日本を代表する彫刻家が所属し、現在も佐善圭氏、菱田波氏など、石の彫刻作品も多数出展されています。
野外展示場
今回は、石文社「月刊石材」2023年5月号・6月号の表紙企画、また同じ6月号以降は「石彫の未来へ~美大・芸大の現場から」を担当する佐善圭氏(桜美林大学芸術文化群ビジュアルアーツ専修・准教授)と、同「月刊石材」2023年9月号「石彫の未来へ~美大・芸大の現場から(東京造形大学編)」にご協力いただいた、同大学造形学部美術学科彫刻専攻領域の非常勤教員の菱田波氏の作品をご紹介します。
佐善圭氏の作品
「幸運を引き寄せる力」大理石
菱田波氏の作品(手前の2石)
「和」黒御影石
なお、取材(撮影)当日は雨が降ったり止んだり。野外展示場の菱田氏の作品は雨粒をいくつもたたえていて、それがまたきれいでした!
◇新制作協会
https://www.shinseisaku.net/wp/
◇東京造形大学
https://www.zokei.ac.jp/
◇桜美林大学
https://www.obirin.ac.jp/