現場レポート

美しい大理石彫刻など!「舟越保武展 生誕110年記念」 11月17日まで東京・銀座のギャラリーせいほうにて!

2023.11.15

現場レポート

株式会社石文社


舟越保武展舟越保武展  生誕110年記念



戦後の日本を代表する彫刻家、舟越保武氏(1912~2002年)の作品を展示する「舟越保武展 生誕110年記念」が2023年11月6日(月)から17日(金)まで、東京・銀座のギャラリーせいほうで開催されています。舟越氏による彫刻作品(大理石、ブロンズ)、絵画作品が、代表作を中心に時代を追って多数紹介されています。

舟越氏は1912年12月7日、岩手県生まれ。東京美術学校を卒業後、独学で直彫りにて石彫をはじめる。1948年、盛岡に疎開中に長男一馬(生後8ヶ月)を亡くし、50年に家族全員が盛岡で洗礼を受ける。教会の仕事を多く手掛け、62年に長崎26聖人像を設置。68年、田沢湖のたつこ像を設置し、以後、数多くのモニュメントを制作する。87年に脳梗塞で倒れ、最後まで左手でデッサン・彫刻を制作されたといいます(2002年2月5日:26聖人処刑の日に没)。新制作協会彫刻部の創立メンバーであり、また東京藝術大学教授として、多数の彫刻家を育てられました。東京藝術大学名誉教授。

ぜひ会場で、大理石の美しい彫刻をご覧ください!


舟越保武展作品「傷ついた魚」
大理石、1957年

舟越保武展作品「カトレア」
大理石、1960年

舟越保武展作品「N嬢」
大理石、1973年

舟越保武展左から、作品「ゴルゴダ」ブロンズ、1989年
「顔」木炭、1987年
「ゴルゴダ 2」ブロンズ、1993年
「自画像」鉛筆、1992年

舟越保武展会場風景

舟越保武展会場風景




●舟越保武 生誕110年記念
会期:2023年11月6日(月)~17日(金) *日曜休廊
時間:11時~18時30分 *最終日は17時まで
会場:ギャラリーせいほう
住所:東京都中央区銀座8丁目10-7 東成ビル1F
http://gallery-seiho.com/