企画展「祝認定！ ヘリテージストーン 天然石材遺産 ―筑波山塊の花崗岩―」
1月15日（水）～3月2日（日）、茨城・地質標本館にて

　企画展「祝認定！ ヘリテージストーン 天然石材遺産 ―筑波山塊の花崗岩―」が地質標本館（茨城県つくば市）１階ホールで1月15日から開催されています。筑波山地域ジオパークの地質遺産「筑波山塊の花崗岩」が昨年7月6日付けで、国際地質科学連合（IUGS）が実施するプログラム『IUGS Heritage Stone』に認定されての企画です。

「筑波山塊の花崗岩」とは、主に稲田花崗岩（稲田石・羽黒青糠目石・坂戸石などの名称で呼ばれる）と、加波山花崗岩（真壁石・やさとみかげ・多喜石などの名称で呼ばれる）のことで、今回の認定は日本のみならず東アジア地域初の認定です。現時点で世界を代表する55のヘリテージストーンの1つであり、大いに注目されています。

　企画展の主催は国立研究開発法人産業技術総合研究所・地質調査総合センターで、筑波山地域ジオパーク推進協議会が協力しています。

「筑波山塊の花崗岩」の地質学的特徴や石材としての特性、文化的活用の歴史がよくわかる企画展です。会期は3月2日（日）まで、入場は無料です。ぜひ、本企画展に足をお運びください。

●企画展「祝認定！ ヘリテージストーン 天然石材遺産 ―筑波山塊の花崗岩―」
会期：2025年1月15日（水）～3月2日（日）
会場：地質標本館１階ホール
住所：茨城県つくば市東1-1-1
時間：9時30分～16時30分
入場：無料
休館日：毎週月曜日（休日の場合は翌平日）
https://www.gsj.jp/Muse/