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東京:展覧会「本小松石の艶」 4月25日-5月1日 表参道のアフロードクリニック・ラウンジスペース
展覧会「本小松石の艶」4月25日(土)~5月1日(金)
東京・表参道のアフロードクリニック・ラウンジスペースにて!
展覧会「本小松石の艶」が4月25日(土)から5月1日(金)までの7日間、東京・表参道のアフロードクリニック・ラウンジスペースで開催されます(入場無料)。
本展では、神奈川県石材協同組合の熟練石匠たち、華道家・杉崎宗雲氏、漆芸作家・武藤久由氏がコラボ(協働)し、本小松石の持つ素材としての力を、現代アートの文脈で再解釈した作品群が展示されます。Japan Culture SX Lab(代表:杉崎宗雲)が主催したもので、神奈川県石材協同組合青年部が共催しています。
本小松石は、約40万年前の箱根火山の溶岩から生まれた神奈川県真鶴町産の石材(安山岩)。源頼朝や徳川家康もその価値を認め、江戸城の石垣に採用。芥川龍之介や福沢諭吉の墓石に使用されるなど、日本の歴史とも深く結びついた素材として知られています。しかし現在、採掘量の減少と職人の高齢化により、本小松石の加工技術は存続の危機に直面しています。
「本小松石をはじめ、日本各地で消えようとしている伝統技術は少なくありません。それらを“保存する”だけでなく、現代アートとして再解釈し、展覧会やデジタル配信を通じて新しい価値を生み出し、その収益を産地や職人に還元していく——―本展は、そうした持続可能な文化保存モデルの第一歩として企画されました」と主催者は意図を説明。さらに「この消えゆく伝統技術を『見て、触れて、知る』ことのできる貴重な機会です。『今この瞬間に触れられる文化を、永遠に残していく』という想いが込められています」とも述べています。
今回展示される作品(一部)は以下のとおり。
「岩清水 – Iwa Shimizu -」
石匠と漆芸作家・武藤久由氏によるコラボレーション作品。40万年の時を経た石の力強さと、漆の艶やかな光沢が響き合い、素材の対話を通じた新しい美を提示します。華道家・杉崎宗雲氏による花の演出が、会場全体の空間を生きた芸術へと昇華させます。

「水鏡 ~ MIZUKAGAMI ~」
奇跡的なバランスを保っている彫刻「左右に広がる翼」。まるで、今にも飛び立ちそうな緊張感を持ち、完璧なバランスで静止しています。花を活ければ、翼に命が宿り、何も置かなくても、空間に緊張と解放が同居します。

「神座 – Kami Za -」
高さの異なる3つの石の台座作品。日本古来の「神が座す場所」という概念を、本小松石の静謐な存在感で体現します。

「醸す刻 ~ KAMOSUTOKI ~」
~一本のボトルに、永遠を注ぐ~


本展では、出展作品の3D Gaussian Splatting(3DGS)技術によるデジタルアーカイブをIZUTSUYAが担当。会期は7日間だけですが、作品を高精度に3Dデータ化し、IZUTSUYAが運営する3DGSプラットフォーム「3Dasset.io」で公開することで、会期終了後も世界中の誰もがスマートフォンやPCのブラウザから各作品を鑑賞することができます。
「本小松石の繊細な質感——コブ出しの荒々しさ、本磨きの鏡面光沢、漆との素材コントラスト——をフォトリアルな(写真のようにリアルな)3Dデータとして忠実に記録・保存します。さらに、3Dasset.ioの外部サイト埋め込み機能やデータ販売機能を活用し、デジタルアーカイブを“見せるだけ”で終わらせず、マネタイズ(収益化)を通じて職人や産地への経済的還元を生み出す仕組みの構築を目指します」と主催者は述べています。
なお本企画は、今回の「本小松石」を皮切りに、vol.2以降も「日本各地の消えゆく伝統技術」をテーマに展覧会シリーズとして展開していくことになっています。
国内の石材採掘量が年々減少し、存続の危機に直面しているのは本小松石に限ったことではありません。他の石材産地も含めて、日本には魅力的な素晴らしい石がたくさんあることを知ってもらうためにも、ぜひ本展に足をお運びください。
詳細等は下記までお問い合わせください。
●展覧会「本小松石の艶」
日時: 4月25日(土)~5月1日(金)10:00~19:00
※休診日 4月26日(日)・30日(木)
会場:アフロードクリニック ラウンジスペース(表参道 B1F)
住所:東京都渋谷区神宮前3丁目5-7 BASE神宮前 B1F
入場:無料
主催:Japan Culture SX Lab
共催:神奈川県石材協同組合青年部
https://jcsxlab.com/event_20260425/


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