現場レポート

「松田文平石彫展 バックボーン Part2」10月23日まで東京ガーデンテラス紀尾井町にて!

2024.09.11

現場レポート

株式会社石文社


松田文平石彫展作品「バックボーン」



彫刻家・松田文平氏の個展「松田文平石彫展 バックボーン Part2」が2024年8月23日(金)から10月23日(水)まで、東京・紀尾井町の東京ガーデンテラス紀尾井町・紀尾井タワー2階オフィスエントランスにて開催されています。

松田氏は1959年、富山県生まれ。武蔵野美術大学で学んだ後、ドイツ・ミュンヘン造形美術大学で彫刻を学び(マイスターシューレ)、石の彫刻家として国内外のシンポジウムに参加する他、個展、グループ展などでも長くご活躍中です。

本展に先立ち松田氏は7月に東京・入谷のいりや画廊にて、個展「バックボーン Part1」を開催したばかり。今回はその第2弾の展示となります。


松田文平石彫展

展覧会タイトル(作品タイトルでもある)の「バックボーン」は、松田氏が幼少期に父から言われた言葉「人はバックボーンを持たなければいけない!」がいまも耳から離れないことから付けられているそうです。

松田氏はこう語っています。

〈美大生であった頃、石と出会い、石に齧(かじ)り付いてでも作品を造り続けるのだとの思いも、私のバックボーンになっていることは確かである。しかし近年、その思いに疑問が生じている。人は死によって終止符を討たれるのなら清々して良いが、仏教では死後も「阿頼耶識(アラヤシキ)」として未来永久に消えることはないと説かれている。死ぬまでのバックボーンを信じて生きるのか、死後も支えてくれるバックボーンはないものか。このことを考えるのは重要なことである。だから私はそれを形にすべく彫刻をする、というのはあまりにも思い上がったエゴとしか言いようがない〉

会期は2ヵ月! ぜひ会場で松田氏の石彫作品をご覧ください。


松田文平石彫展

・いりや画廊での「バックボーン Part1」はこちら!


●松田文平石彫展 バックボーン Part2
会期:2024年8月23日(金)~10月23日(水)
時間:11時~20時 *最終日は17時まで
入場無料・会期中無休
会場:東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー2階オフィスエントランス
住所:東京都千代田区紀尾井町1-3
https://www.tgt-kioicho.jp/

主催:(株)西武リアルティソリューションズ
総合企画:いりや画廊
https://www.galleryiriya.com/