「丸山富之　彫刻竹取物語」
9月21日より東京・入船のhino galleryにて！

彫刻家・丸山富之氏の個展「丸山富之　彫刻竹取物語」が2024年9月21日（土）から10月12日（土）まで、東京都中央区入船のhino galleryで開催されます。

丸山氏は1956年長野県生まれ。84年東京藝術大学彫刻科卒業、86年東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。国内外で多数の個展、グループ展参加などご活躍中です。特に長崎県産砂岩「諫早石」を使用して彫刻作品を制作されています。

丸山氏は今回の「彫刻竹取物語」について、こんな思いを寄せています。

〈竹は地と空を結んで呼吸する
地、新しいものの生まれるところ
空、新しいものの生まれるところ
竹の中の空洞、新しいものの生まれるところ

新しいものはよくわからないものとしてある
そのものは重力の中で動き回る
そのものは地平で育ち自ら立ち上がる
そのものは完全に成長する前で（例えば石が像に変わる少し前で）その成長を止める
そのものはこのものに変わる

そして空に帰っていく〉　hino galleryホームページより

どんな新作が発表されるのか、楽しみですね！

なお、丸山氏は石文社「月刊石材」2024年4月号掲載の「石彫の未来へ～美大・芸大の現場から　武蔵野美術大学編」にご協力いただきました。
また、昨年、いりや画廊で開催された丸山氏の個展「水平の空－おもかげ」のようすもご覧ください。


●丸山富之　彫刻竹取物語
会期：2024年9月21日（土）～10月12日（土）　＊日・祝（9/23）は休廊
時間：11時～18時　＊土曜日は17時まで
会場：hino gallery
住所：東京都中央区入船2-4-3 マスダビル1F
http://www.hinogallery.com/