いしずえ

お墓や石に関するさまざまな注目情報を発信します。

3年ぶりに開催! 第23回「団吉くんまつり」 岡崎石工団地協同組合(愛知県岡崎市)

2022.08.05

その他

メイン会場特設プールで行なわれた水切り専用石を使った水切石ゲーム(1回3投=300円)

 
 岡崎石工団地協同組合(大山吉則理事長)は去る5月28日・29日の2日間、愛知県岡崎市にある岡崎石工団地内で、第23回「団吉くんまつり」を開催しました。コロナ禍により3年ぶりの開催となりましたが、両日ともに晴天となり、多くの来場者で賑わいました。

岡崎石工団地イメージキャラクター「石丸団吉」のモニュメント


「久しぶりの開催でしたが、多くの方々に足を運んでいただけたと思います。とても有難いことであり、本当に嬉しかったです。期間中に石を買う方がどれだけいるのかわかりませんが、子どもたちがたくさん遊びに来る地域のおまつりでもありますので、続けて開催することが何よりも重要だと再認識しました」

 今回の団吉くんまつりで実行委員長を務めた鈴木啓之さん(鈴倉石材株式会社)はこう話します。いまだコロナ禍であり、当然ながら感染予防対策を講じたなかでの開催で、多くがマスク姿。ステージ上での歌や踊りなど、派手なパフォーマンスも自粛しましたが、実行委員会の努力や組合員の協力により、コロナ禍でも石や石工団地の魅力は充分に発信されました。

鈴木実行委員長

 
「今回は安城市と岡崎市の地域限定ですが、スマホでヤフーを開いた際に『団吉くんまつり』の広告が表示されるようにし、特設ページへ飛ぶようにしました。その成果はまだわかりませんが、結果をよく分析して、今後の参考にしたいと思っています」(鈴木実行委員長)

仏像彫刻のようすを一般公開(左、磯貝彫刻)と
石の研磨体験コーナー(鈴泰石材店)

小さい石を積みあげていく「石タワー」(左、稲垣石材店)と
溶岩プレートで焼きチキンを販売(大島組)


 また今回は、開催日を従来の4月末から1ヵ月遅い5月末に変更して開催されました。この変更はコロナ前から予定していたことですが(当初は6月末を予定)、鈴木実行委員長は「今回の成果と過去の実績を踏まえ、よりよい開催日はいつなのかをまた考えたい。もちろん、石の販促につなげたい」と次回への意気込みも話します。

プロレス団体「大阪プロレス」による石割のようす


 今回は大阪を中心に活動しているプロレス団体「大阪プロレス」の参加が急きょ決定し、トークショーなどで会場を盛り上げました。大山理事長は「同じことの繰り返しだけではなく、新しいことに取り組む姿勢も必要です」といいます。来年の開催日程はまだ未定ですが、次回の「団吉くんまつり」がどのようなイベントになるのか、いまから楽しみです。

大山理事長

 

※第23回「団吉くんまつり」のようすを動画で見ることができます。