いしずえ

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第23回萬代橋誕生祭で真壁石等をPR 筑波山地域ジオパーク推進協議会、真壁石材協同組合

2026.01.14

建築・造園・石垣

国の重要文化財である三代目萬代橋


 新潟市のシンボルで、国の重要文化財である三代目萬代橋の誕生を祝う「第23回萬代橋誕生祭」が昨年9月6日、萬代橋周辺および新潟日報メディアシップ(新潟市中央区)で開催され、筑波山地域ジオパーク推進協議会(事務局本部:茨城県つくば市)と真壁石材協同組合(林清理事長)がブース出展しました。萬代橋に使われている「真壁石」をはじめとする「筑波山塊の花崗岩」が2024年7月、世界のヘリテージストーン(天然石材遺産) に認定されたことを記念してのことで、いずれも初出展です。

 

ブース出展した筑波山地域ジオパーク推進協議会、
真壁石材協同組合などの皆さん

 

 筑波山地域ジオパーク推進協議会のブース内では、「筑波山塊の花崗岩」と筑波山地域ジオパークを紹介するとともに、筑波山塊の天然石(真壁石小目、やさとみかげ、稲田石、羽黒青糠目石、筑波石の5種類)を積んで遊ぶことができる「グラグラニット」などが展示・販売されました。



筑波山地域ジオパーク推進協議会のブースにて。
下の写真に「グラグラニット」


 真壁石材協同組合のブース内では、真壁石製の「MAKABE STONE LIGHT」や「ひめとうろう」、また前述のヘリテージストーンの55番目の認定にちなんで製作された「キューブ55」(3.8センチ角の立方体)などが展示・販売されました。


真壁石材協同組合のブースにて。
下の写真に「キューブ55」


 今回は、新潟県内の3つのジオパーク協議会(糸魚川・佐渡・苗場山麓)も合同出展。来場者に石の存在や価値を大いにPRししました。

 三代目萬代橋は、都市の近代化に対応して1929年に架け替えられ、頑丈な石づくりで美しい連続アーチが特徴(鉄筋コンクリート造6連アーチ橋)。日本一の大河「信濃川」に架かり、橋の長さは306.9メートル、幅は22.0メートル。3年後の2029年には、100歳を迎えます。


 日本一の大河「信濃川」に架かり、都市の近代化に対応して1929年に架け替えられた三代目萬代橋は、新潟市の発展とともにあゆみ続け、いつの時代も街のシンボルとして親しまれてきました。 初代の萬代橋(よろずよばし)が完成したのは明治19(1886)年。長大な木橋として大河信濃川に架けられました。明治41(1908)年3月8日、新潟大火により、初代萬代橋は半分以上焼け落ちました。萬代橋は多くの人馬車の通行があり、交通上重要な橋としてその通行を一日たりとも止めることが出来なかったため、県は直ちに建設に着手し、明治42(1909)年12月に二代目萬代橋が完成しました。
 大正11(1922)年の大河津分水路通水を期にした改修で、信濃川の川幅は1/3へと大幅に縮小され、橋を永久橋として架け替えることが実現可能となった。三代目萬代橋は昭和2(1927)年7月に起工し、昭和4(1929)年8月に竣工。平成16(2004)年7月6日に国の重要文化財に指定されました。また同年、照明灯、橋側灯が建設当時の姿に復元されました(重要文化財萬代橋【国土交通省新潟国道事務所発行】より)。


第23回萬代橋誕生祭の会場にて。万代太鼓の披露

萬代橋お祝いメッセージコーナー

萬代橋に関わるパネル展示コーナー

 

◎筑波山地域ジオパーク推進協議会
https://www.tsukuba-geopark.jp/

◎真壁石材協同組合
https://makabeishi.jp/


『月刊石材』2025年10月号(2025年10月15日発行)より、一部変更して転載