日本産の主な石を紹介します(現在、採掘されていない石も含みます)。
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玉の木石(たまのきいし)―花崗岩
与謝郡与謝野町で採石されている花崗岩。
鞍馬石(くらまいし)―閃緑岩
京都市で採石されている閃緑岩で、主に造園用に使用されています。非常に高級な石で、加工品もあります。
能勢黒みかげ(のせくろみかげ)―斑れい岩
豊能郡豊能町で採石されている斑れい岩。玉石の状態で採掘される石として希少価値が高く、粘り強く、研磨による艶出しの美しい石で、記念碑やモニュメントなどに使用されています。
竜山石(たつやまいし)―凝灰岩
高砂市阿弥陀町で採石されている凝灰岩。青手・黄手・赤手があり、造園や土木用として使用されています。
竜山石採掘場(2001年撮影)
播磨本御影石(はりまほんみかげいし)―花崗岩
たつの市新宮町の善定地区で採石される花崗岩。色調は紅色系の赤と白の2種類があります。色彩、光沢に優れ、吸水性も低く、変色しにくい石材です。
本御影石(ほんみかげいし)―花崗岩
神戸市東灘区荒神山で採石されていました。この御影地区で採石され、大正、昭和の初めころからこの石が全国に知れ渡り、わが国では「花崗岩」を総称して、「御影石」と呼ばれるようになりました。
石の資料室