日本の石

日本産の主な石を紹介します(現在、採掘されていない石も含みます)。

島根県

  • 福光石(ふくみついし)―凝灰岩

    大田市温泉津町で採石されている花崗岩。淡い青緑色で、水に濡れても滑りにくい特殊な性質があります。灯籠、墓石、建材などに使用され、「岩見銀山」の五百羅漢像が有名です。

  • 島石(しまいし)・大根島石(おおねじまいし)―玄武岩

    松江市八束町(通称:大根島)で採石されている玄武岩。多孔質の石で、石垣、住宅の礎石、松江城の石垣にも使用されています。近年の大橋川(宍道湖から松江市内を通り中海へ流れ込む河川)改修工事の護岸には大量に石垣として使用されています。

  • 来待石(きまちいし)―凝灰質砂岩

    松江市宍道町で採石されている凝灰質砂岩。「出雲石灯ろう」の石材として有名です。その他、加工品や建築材としても使用されています。

    来待石

    来待石採掘場(2001年撮影)

  • 大海崎石(おおみざきいし)―デイサイト溶岩

    松江市上宇部尾で、現在は土木工事用砕石(骨材)として採掘されているデイサイト溶岩。松江城の石垣にも多く使用されています。