いしずえ

お墓や石に関するさまざまな注目情報を発信します。

第9回「『お墓は、幸せのシンボル!』お墓参り写真コンテスト」審査結果発表!

2020.11.13

お墓・石塔

 お墓100年プロジェクト実行委員会が実施したの審査が行なわれ、去る10月24日、その結果が同実行委員会のホームページ上で発表されました。
 
 今回は全国から128点の応募があり、そのうち大賞・日本石材産業協会賞(ダブル受賞)、審査員特別賞、墓マイラー賞、インスタグラム賞(庵治ストーンフェア2020が新型コロナの影響で中止となったため、一般投票はインスタグラムを活用したウェブ投票となった)、奨励賞の合計10点が選ばれました。

◎ 大賞・日本石材産業協会賞
「ひいばあちゃんが残してくれた着物だよ。」


〈応募者のメッセージ〉 
 娘の祖母が母親(写真の娘(7歳)にとって、曾祖母)から譲り受けた着物を着て七五三のお墓参り。曾祖母、祖母、母親と4代引き継がれた着物を着て、会ったことのない曾祖母の話、着物の由来を聞いて、誇らしげにお参りする娘の姿を写真に収めました。脈々と続く家族のつながりを七五三でのお墓参りという行事の中で、家族全員が感じることができました。娘にとってもご先祖さまである曾祖母の話をしながら、「家族」という絆を知り、その絆を強める良い機会になりました。


◎ 審査員特別賞 
「初めての墓参り」
〈応募者のメッセージ〉 
 孫が、3歳になり、今年初めて自分の足で歩いてお墓参りに行きました。田舎ですので山の中腹まで自分で歩いていかなければなりません。お墓についたときには、汗をかきました。でも、いつも以上に私たちにとっては、満足のいくお墓参りになりました。

駒澤琛道師からのコメント
 「木漏れ日の中で、温もりを感じる優しさあふれる光景」。3歳の女の子がピンクの長靴を履き、小さな花を持つ表情が自然であり、見つめるジジの表情も自然で、選者の顔も緩みました。


◎ 墓マイラー賞
「お下がり いただきますっ!」


〈応募者のメッセージ〉 
 お墓へ月参りをする我が家は、お供えの一つにおにぎりを持参します。墓掃除、お供えの準備、最後にお経をあげて完了です。2歳児の長男雄登は、お経が終わるとすぐに、おにぎりの包みを広げてその場で食べ始めてしまいます。その度に「ご先祖さまにお断りしてからね」と注意をするのですが、毎度、食べ始めてからの「お下がり、いただきます」になってしまいます。俊子ばぁちゃん、許してね。そしてこれからも私たちを見守ってくださいね。

カジポン・マルコ・残月さんからのコメント
 お下がりを食べ始めてから天国に向かってお断りしている姿がとっても微笑ましいです! こうして毎月お墓の前でご先祖さまに挨拶したり一緒におにぎりを食べていると、ご先祖さまを身近に感じることができますね。とても心根の優しい男の子に育つでしょう。きっとお婆ちゃんもニコニコ顔です。さまである曾祖母の話をしながら、「家族」という絆を知り、その絆を強める良い機会になりました。


◎ インスタグラム賞
「お下がり いただきますっ!」


〈応募者のメッセージ〉 
 勇気が亡くなって ちょうど1年、勇気の大好物だったクッキーと林檎をお供えして皆んなでお参りしました。


◎ 奨励賞

孫がこんなにできたよ


一家団欒


おじいちゃんと束の間デート


波音と潮風に抱かれて


今昔の灯火


夕暮れを見つめるお地蔵さま

◎お墓100年プロジェクト
https://ohaka100nen.jp/